ニコニコ天使ちゃんを崇拝するヲタクのお話

センターが好き グループの主役 と胸を張る 少しずつ自信と経験を積んでいる七侍の中心を応援してる どこにでもいるヲタクです。

小説「ストロベリーナイト」を見ました。

自担の4年ぶりのレギュラードラマに出演ということで、ドキドキしながら待っていたストロベリーナイト・サーガ。
今まで前回のドラマも原作小説も全く見ていない中ストロベリーナイトサーガを見ました。

衝撃でした。
一言で言うのなら、自分の大好きな人が殺される(役であっても!)その姿をまさか見ることになるとは。というか、殺される以上にとても残酷で、また重岡くんの演じた大塚真二という役がなんとも重岡大毅と連想させられるというか、重岡くんが演じる役はいつもそうなのでまたさらに気持ちが沈みました。
本当にジャニーズWEST重岡大毅が死んでしまったのかと思ってしまったかのような、喪失感。
重岡くんがいなくなった訳ではないのにポッカリとなってしまって、最後のメンチカツを頬張る大塚くんが重岡くんに近すぎて、涙が止まらなくなりました。
初めてだった……。

と、それから何日も大塚ロスに取り憑かれるのですが。
元気な重岡くんを見ても大塚を思い出し、たまに流れてくるストロベリーナイトの大塚を見て重岡くんを思い出し、ぐわーーん!と謎の感覚に陥るこの不思議な感じ。
説明は出来ないんですけどなんとも不思議なね…この感覚は一体なんなんでしょうね、、。

となったのと同時にですね、前作のストロベリーナイト、原作のストロベリーナイト、そして今回のストロベリーナイトサーガのそれぞれに関してそれぞれが大好きなファンの方がいらっしゃるわけで、そのキャストが一体どうなのかそれもTwitterでは賑わいました。
重岡くん演じる大塚はどうだったのか、恐る恐る見てみると良かった!との声が多い一方で前回の方が良かった。という声もありました。
まあ、それだけじゃなくただただストロベリーナイトというお話が面白くて、原作も見てみたい!という気持ちで今回ストロベリーナイトの原作、それから大塚のお話の載ってる短編インデックスを買いました。
その感想をこれから書いていきたいと思います。

ストロベリーナイト、展開はほんとにドラマに忠実でした。
私は先程も言った通り前回のストロベリーナイトは見ていないので、今回読んでいく中で自然と頭の中に浮かんだのは今回のキャストの皆さんです。
姫川玲子を演じる二階堂ふみさんの声で映像化されてきました。
あと湯田康平は原作では重岡くん演じる大塚の一つ下の後輩という立役でした。
そこは違ったかなと。石倉保という役もドラマほど姫川班に近い存在ではなかったかなぁ、と。少し遠い場所にいるような感覚でした。
姫川班のメンバーの位置が少し違っただけで、話は本当に忠実に原作と寄り添ってるなぁ。と思いました。

それから重岡担の方にはぜひ原作本も手に取って頂きたいと思います。

大塚は前回の方が良かった。という声もありましたが、これに関しては前回と今回とでは比べる場所が違うな。と思いました。
まず前回の大塚くんと今回の重岡くんが演じた大塚くんではそもそも目指したものが違うのでは?と思いました。原作でいう大塚真二は重岡くんが演じたサーガの大塚真二に寄せてるんだなぁ。という印象でした。
なので前回と今回では大塚の演技が変わるのも間違いないですし、今回重岡くんが亀梨くんというバーターという位置でこのお仕事を頂けたのか分かりませんが、重岡くんに求められた大塚真二という役は原作の大塚真二だと思いました。
また重岡担に原作本を見て欲しいと思ったのは、まだ理由があります。
ドラマでは重岡くんが亀梨くん演じる菊田よりもフューチャーされていました。
それは後の展開に繋がるからかもしれないですが、重岡くんメインで進んでいったように感じます。
原作本では姫川玲子目線で語られる場面が多いため、姫川玲子から見た大塚を見ることが出来ます。
姫川玲子から見た大塚は、真っ直ぐで信頼出来る初めての自分の後輩。というようなものでした。
そこから大塚のクライマックスまで、大塚目線の話がだんだん少しずつ増えていきます。
大塚目線が始まってからは、頭の中で重岡くん演じた大塚と重ね合わせていたので、嬉しかったのと同時にもうそろそろあの場面へと差し掛かっていくのだなぁ。と思いました。
大塚が初めて逮捕した情報屋の辰巳に依頼料を少なくして欲しいと頼む場面も、原作にバッチリありました。
ここら辺とか本当に重岡大毅だな…と思ってしまいました。
また辰巳とのシーンはドラマよりも、原作の方がさらに濃く描かれていて、大塚という刑事としての今までそしてどれだけこの「ストロベリーナイト」という事件に懸けていたのかもよく分かりました。

そしてもうひとつ、重岡大毅と大塚真二に関してなんとも運命のようなものを感じたのが、大塚真二を殉職させた犯人、ストロベリーナイトの犯人が逮捕されたのが重岡大毅の誕生日でもある8月26日だということ。
また、大塚真二が殉職したのは8月25日だということです。
これはドラマでは冬の設定でした(ダッフルコートが少しブカブカで萌え袖みたいになってたのがすごく可愛らしかったですよね。)。ですからドラマでは分からなかった部分だと思います。
原作では8月26日にストロベリーナイトの事件は犯人逮捕で終了するのです。
運命的のようなものを感じますよね…。
重岡くんが原作を読んだのか分からないですし、(原作の大塚に寄せてたし読んだかな?)あまり自分のことは語らない人ですし、普通だったらブログとかに大塚を演じた時のこととか書いてくれてもいいような気がしますが、そういう所は絶対秘密主義の彼なので一生分からないでしょう。
また原作者の方が大塚が殺された場所は実査に原作でもモデルにした場所だとスタッフさんにいったところ「偶然!」となったらしいので、スタッフさんも重岡くんの誕生日だということはまず知らないでしょう。
色んな偶然が重なり、大塚真二という役は重岡くんの中にしっかり組み込まれ素晴らしい演技になったのだと、原作本を読んで改めて感じました。

また、ストロベリーナイトのシリーズものとして出されている姫川玲子が初めて大塚と事件を解決した「女の敵」が収録されているインデックスも今回読んでまた更に大塚が死んでしまったことが苦しく、悲しくなりました。
またこの人に会いたかったなぁ。と重岡くんが演じたからではなく、大塚真二という人物そのものがとても愛おしいというか。本当に普通の人なんです。
普通だけど誰よりも真っ直ぐ刑事という仕事を全うしていたんだなぁと思いました。
やっぱりこの役はなんと言われようと、重岡くんを知っている私たちファンは重岡くんにとても合っていたと思っていいし、言っていいのではと。
とてつもなく魅力的な役でした。

今まで重岡くんはドラマや映画に出演してきて、決して多いわけでは無いですが出る度にちょっとずつですが、その演技力を見つけて下さる方がいることがとても幸せだなぁ。と思います。
これから重岡くんがどんな役に出会って、どんなふうに大きくなっていくのか楽しみだなぁと思います。

重岡くんのファンでなければきっとストロベリーナイトという物語にも出会ってなかったし、今でも大塚がいない姫川班を見るのがとっても苦しいけど、姫川班でも愛されていた重岡くんみんなでご飯行けたらいいね!!

ということで重岡担が見た原作本「ストロベリーナイト」の感想でした。

最後に事務所の先輩亀梨くんですが、原作の菊田はとても可愛らしい不器用な人だなと思いました。
原作では恋愛面も結構出てます。
見ててすごくこの2人の関係性が気になりました。
原作ではもう2人は姫川班として長かったので、ガンテツから守るのも菊田の役目のように感じました。(ドラマでは大塚くんがいつも守ってましたね!)
井岡も原作の方が姫川主任もなんか認めてるようなそんな気がしました。
姫川と大塚の恋愛ではなく先輩後輩という純の関係性に見える、という所も2人の演技力の高さだと思いました。

今度は前作のドラマストロベリーナイトも見てみたいです。